第21代 曽根 和孝会長 挨拶

第21代会長 曽根 和孝

【所 信】

― はじめに ―

幼少の頃より人と話すことや交流が好きだった私は大学卒業後会社員を経験し、色々な人や社会、風土に出会い自分自身を形成していきました。

そこから2000年の暮に児島商工会議所青年部に入会致しました。 そして初めての、今までにない経験をしてきました。気がつけば入会16年目を迎えました。商工会議所は、明治11年に東京・大阪・神戸の3箇所に商法会議所としてスタートしました。

商工会議所は、商工業の改善・発展などを目的として市など一定地区内の商工業者によって組織される日本の総合会員制の地方地域経済団体です。

我々YEG会員が行なう事業がいかに地域性・総合性・公共性・国際性を伴ったものであろうと、一円たりとも無駄にはできず、そのことを会員が考えなければなりません。

そして毎年行われている事業が本当に会員の為になっているのか、そして本当に地域振興に役立っているのか、しっかりと見極めるべきだと思います。

したがって、我々の活動には大企業も中小企業も、互いに力を合わせその地域を住みよく、働きやすいところへしようという念願が込められいます。

― 組織運営について ―
児島商工会議所青年部はここ数年でIT化に取り組んでまいりました。 しかし未だ市民の方々への認知度が少ないように考えられます。総務広報渉外委員会は組織の屋台骨です。各委員会との連携を図って頂きより一層組織を引き締めていくことを求めていきたいと考えます。 なお児島になくてはならない団体を目指していき広報、渉外活動も合わせて行っていくことにより愛されるべき団体になるのではないかと考えます。決して目立つ存在ではないですが重要な役目を担っていきます。

― 地域開発について ―
児島のために何ができるのだろうか。19年間先輩方も同じように考え、実践してきたと思います。この19年という歴史の中でブロック大会、県連大会を主管し、また各種事業を行ってきました。これらのことを成し遂げたのも先輩方から受け継がれた研纘と交流を通じて企業家精神をより一層高めてきたからではないでしょうか。今年度も引き続き継続事業を行うことで児島になくてはならない団体を目指していく、また児島のために新しい事業も取り入れていき地域に根差していきたいと思います。

― 例会交流について ―
二か月に一度ですが会員が一同に会して会員相互の啓発を図り、会員同士が分かりあえることが大切であると考えます。参加する会員の方にも実りのあるまた、新しい気づきを得て頂ける環境づくりを行いたいと考えています。また、今年度は引き続きOBの方々との親睦を深めることで新たな出会いがあると思います。そして会員の皆様のご家族をお招きして我々がどのような活動を行っているのかを見て頂き我々も再認識する場を提供できるような運営に取組んでいきたいと考えております。

― ひとづくりについて ―
20周年を迎え卒業生も137名を超え現役会員も70名でスタート致しましたが10年前に比べると会員数は約半分になり、出席率も低下してきました。会員減少傾向にはありますが本年度も委員会、会議数を増やしなお一層YEGについて研究していき現役会員に理解して頂く、また研修では入会した会員がYEGの事を理解して、自信を持って活動していけるように我々がサポートしていきます。そして卒業してからも豊かで住みよい郷土づくりに貢献できるような未来を担う人づくりに果敢に挑戦していきます。更に昨年度同様新会員獲得に向けても対応していきたいと考えます。

― 周年について ―
今年度、我々児島商工会議所青年部は創立20周年を迎えます。創立当時からすると21世紀に移行して世の中は大きく変化していきました。我々会員は、宣言趣旨のとおりYEG精神の下に、研鑽と交流を通じて、企業家精神をより一層高め、大きく成長していかなければならないのではないでしょうか。研鑽とは自分自身のスキルを鍛えて磨きをかけること、また交流とは組織・系統に属する人や文物が互いに行き来する事です。そして周年のスローガンも 未来のために という至って簡単ではありますが今の現状では重たい言葉であると私は考えます。会員はみんなで感動を分かち合っていける団体にしていくために活動していきたいと思います。商工会議所青年部の活動だけではありませんが、今一度原点に返り、見つめ直していきたいと考えています。

― 未来創造について ―
今年度創立20年を迎えますが未来を見据えれば通過点に過ぎません。そこでこれからの目標を掲げることにより児島商工会議所青年部に所属していることに誇りを持つことができる団体を目指していくことで高い志をもって今後活動していくために1年かけて長期的に何をしていくのか考えていきたいと思います。

― 全国大会について ―
2016年2月18日から21日にかけて岡山市をはじめとする県内各地において日本商工会議所青年部 第35回全国大会 吉備の国 おかやま大会が開催されます。おそらく今後半世紀は岡山の地にて開催されることはない我々にとりましても重要な大会と考えております。児島商工会青年部も児島の地にて分科会を開催いたします。これは児島をPRするチャンスでもあり挑戦でもあります。岡山のそして児島の魅力を全国の同志に発信していき更なる会員及び児島の活性化を図っていきたいと考えております。

― 出向者について ―
今年度は日本商工会議所青年部への出向者は残念ながらいませんが昨年度は2名の会員が出向致しました。その知識と経験を還元していきたいと思います。また、岡山県商工会議所青年部連合会には5名出向し、児島商工会議所青年部とを繋いでくれます。出向に関しましては積極的に支援していき、出向者は単会を代表して出向する以上はそこで得た経験を単会へ伝えて継承していきたいと考えます。また出向者自身も他の青年部活動がどういうものなのか自分の目で確かめてもらいたいと思います。

― 結びに ―
児島商工会議所青年部は1995年5月に設立して以来19年にわたりこの児島のために先輩たちのたゆまない努力のおかげで今日までに至りました。

私は第19代会長として 啓天和人 というスローガンを掲げさせて頂き一年間活動させて頂きます。
啓 とは、ひらく、出発するという意味です。
天 とは、児島を意味します。
和 とは、互いに大切に協力し合うという意味です。
人 とは、我々にかかわる全ての人を意味します。

児島のために今以上にひらいていこう。そして会員間、全ての人たちを大切にして協力していこう。その先にはサブスローガンでもあります新たなステージに向けて繋いでいきたいと考えております。

一度しかない人生です。仕事、家庭、青年部活動においても一度きりです。
仲間を信じ、志を高く持ち、互いに知恵を持ち寄って、児島のために全会員と共に歩んでいきたいと思います。
そして卒業後も仕事に活かせ、生涯付き合えるYEGを共に創っていきましょう。

いつまでも記録、記憶に残る一年のスタートです!!
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事業写真

平成27年度 児島YEG 通常総会 曽根会長挨拶

新旧合同役員会

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曽根会長挨拶

綾部YEG様へ全国大会PR活動

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